【雑記】お絵描きについて【暇人向け】
でもエッチ絵を描ける人は尊敬する。
どうも、そーかです。お久しぶりです。
最近の僕自身の趣味が液タブでお絵描きをすることですが、Twitterとかで画像を上げるとどう描いているの?と聞かれたことが2,3回あったので頑張って文字に起こそうかと。
Twitterで説明してもよかったですが文字数も張れる画像的にもしんどいかなと思いこっちで記載。
後当然ですが絵描きはじめて1か月もたっていないのでそこまで学べることはないと思いますし、実際にうまくなりたいならそういう動画をYoutubeなりで見た方が早いです。
あくまで
ドラえもんの絵描き歌にあわせてドラえもん描いてみました☆ pic.twitter.com/P9VI52ib4V
— ホモそーか (@soukaelice) 2018年11月2日
こんな絵をかいてた人間が多少マシな絵をかけるにはどうすればいいかのノウハウ(ノウハウとも言えない代物だと思いますが)を伝えていけたらなと思います。
作業環境
絶対いらないと思うけど一応載せておく。
なんか作業環境公開すると絵師になった気分になるのでみんなも公開するだけしよう。
ちなみにタブレットは液タブですが中華のやっすいやつです。液タブだけだとセールとか合わせて2万切ってたから今はほんとそれくらいで液タブ手に入る。
ただ、正直iPad Proに値段以外の面で負けてる気がするからパソコンの前で座って書かないとやる気が出ないとかそういう人じゃない限りiPadのほうがいいと思うし僕も欲しい。
どの層が僕のブログを読んでくれるかわからないけど、絵を一回ぐらい描いてよくわからんかった人向けに書いていくつもり。
さっそく本題に移ろう
絵を始めたばっかりで絶望的にへたくそな人はこの記事を読んで実行すれば見れんことないぐらいにはマシになると思います。
絵をかく前に
まず僕自身もそうだったけどとりあえず絵を描こうとする人が初心者は多い。純粋にお絵かきを楽しむだけならもちろんそれで構わないし僕の言うことを聞く必要はないだろうけどそういう人はこのブログを見てないと思うし見ても何も学ぶことはないと思う。
まず何をするか。絵をかく前にやらないといけないこととは何か。最初にどこから手を付け始めればいいか。1か月弱で5つぐらいしか絵をかいていない僕が言うのも変な話だけど話していこうと思う。
何のキャラを描くか決める
正直秒で決まるだろうし、どちらかというと○○を描きたいからペイントソフト開くか~って人のほうが多いだろうからここはあんまり気にしなくていいかな。
本当に決まらない人は友達とかにどういうキャラが好き?と聞いて帰ってきた答えでもいいと思う。
キャラについての情報を収集する
キャラクターの詳細について調べておこう。僕が今回描いていったのはククルだからククルについて調べる。公式画像が2枚ほどいいのがあるので参考資料今回は保存しました。だいたいキャラクターって言われるものは元絵があるのでそれを2枚ぐらい保存しておこう。100度以上回転する場合は3枚ぐらいあった方がいいと思う。
今回使用した公式の元絵。
あとは近年のソシャゲは作画カロリーがひっじょ~~~~~~~に高いのでTwitterでキャラ検索して同じキャラを描いている人の絵も1枚ぐらい見ておくといいかも。言い方は悪いけどどこをどのように手抜きできるか何となく見比べることができる。
これも近年のソシャゲに言えることだけどやたらとプロフィールが細かい。身長とか体重まで乗ってたりするソシャゲもあるから僕はこういうパラメータを活用しています。活用方法に関してはラフあたりで説明できたらなと。
自分の好きな絵柄を見つける
これに関しては「?」と思う人もいるかもしれないけど絵を描き始める前(ペンを入れる前という意味ではなく長いスパンでの描く前)に一番やっておくべきこと。
好きな絵柄がよくわからないって人はいいね欄をあさるか、そもそもいいねがない人は好きなキャラクターをTwitterあたりで検索して自分がいいと思った絵を1枚選び、そのあとにその絵と同じぐらいのいいね数の絵を何枚かみつけて自分がいいと思った絵は他の絵と何が違うのか。はじめは漠然とでいいので理解しているとそれが今後の塗や線の指標になるので早めに見つけておこう。
見つけた後は「目が~」「髪が~」「塗りが~」など具体的な言葉でアウトプットできるようになると一段と自分の表現をその絵に近づけることができるし最終的に自分が100点とする絵になることができると思う。
これができないと線や塗りで迷った際に「わからないからとりあえず参考画像っぽく描こう」になってしまう。そうすると自分でもいいと思える絵が描けない。
ラフ
ツールを使おう
みなさんはラフというものをどのように描いているか。なんとなく頭に浮かんだものを描いているという人、それっぽく自分でポーズをとって描いている人、こういう人たちはしっかり自分でラフが描ける人なので僕の話は参考にならないと思います。
ラフが描けない。人体がわからない。そもそも立体構造が把握できない。でもお絵描き楽しい!!!
何度も口酸っぱいようですが、こういう人に向けた話です。
というわけでラフが描けるようなツールを使っていこうという話です。
CLIP STUDIO にはデッサン人形という便利なツールがあります。早速使ってみましょう!!
しかもこれだけではありません!!なんとポーズをとることができます!!
うおおお!!!!これでラフがはかどるぜ!!!!!!
って思ってる方。たぶんこういう人たちは一人でうまくなれる人です。正直僕こんなのあってもラフかけません。だって僕が描きたいのは髪と顔です。正直絵描きの大半はそうだと思う。だからこんなのっぺらぼうの薄らハゲのデッサン人形でラフなんてかけるわけねぇだろ!僕もそう思う。
というわけで、僕が使っているツールを紹介。
僕はCOM3D2を使っている。正直3Dモデル且つクリエイト要素があれば何でもいい。でもたぶんこういう使い方する人珍しいと思う。
近いようなところだろコイカツ!とか経路は違うけどPSO2とか。リアル路線がいいならハニセレとかでやるといい。いずれもキャラクタークリエイトを売りにしたゲームなので3Dでキャラが作れる。ちなみにパラメータ設定で身長とか体重が表示されたりするのでキャラクターを作る際にさっき調べていた情報が活きたりする。
ちなみにここで紹介しているもののほとんどがR-18なので18歳未満やお金がない人はカスタムキャストで近いことができるでそちらを試してみてくれ。
僕のCOMはバニラなので衣装とかあんまりないんですよね。MODの入れ方わかる人教えてほしい。
正直服とかも大体でいいと思う。公式に寄せるのであれば
- スカートやズボンの丈の長さ
- 代替の髪の形と長さ
- 服の丈の長さ、肩だしの有無
これぐらいがあればいいと思う。あくまで動きを付けたときの服の流れがわからないための参考用なのでこのキャラをまんま描いていくわけではないのは注意。
1か月すればなんとな~~く服の構造がわかってくるので服ひん剥いて顔とボーンだけとる形でもいいかも。
3Dキャラを作る際の注意点としては
- 髪、肌の明度彩度を極端に下げない
- 影の把握はざっくり程度むしろあまりしなくてもよい
- 服などはあくまで補完用
の3つぐらいかな。髪の明度彩度を極端に下げると髪の陰の部分がわかりにくくなります。なので黒髪のキャラでも青とかそういう色にしてあげましょう。違和感はあるけど大事なのは把握することです。
明度彩度ともに低いと影がどの部分かまったくわからなくなります。
影の把握がざっくりでいいのはそもそもCOMのエンジンがそういう影を落としているだけだからです。COMの影が気に入っているのであればそのままでいいですが(もちろん服や細かい髪の部分は修正しましょう)影のつけ方も人によって変わりますし、正直適当でもなんとかなるので3Dモデル特有の影が嫌な場合はあまり意識しなくていいよって話です。
服の話は先ほどもしましたね。あくまで見るのは参考画像です。ボーンと顔髪のはあくのために使います。
画像ではポーズなどを取っていませんが様々なポーズをとることが可能なのでいいポーズをいい角度でスクリーンショットしておきましょう。
実際に書き始めよう
ここでようやくペンを持ち始めます。先ほどスクリーンショットした画像を読み込みます。
これをもとにラフを描いていきましょう。髪や服はそのままだと違和感ですが身体の戦に関してはほぼトレスでいいと思います。
なので実際に使うのはこういう画像よりも
こういう画像を使った方が線を描きやすいです。こういうとき3Dモデルのゲームはありがたいと思うよ。
ざっくりラフを描いていきます。
見えづらくてごめんね。実際ラフを人に見せることは神絵師でない限りそうそうないので自分がわかればそれでいいです。適当に描きましょう。
ちなみに何本か黒い線がありますがこれは線画の際に間違って下書きレイヤーに書いた後です。
神絵師の真似をしてラフを色分けして描くのはいいですが、あれは黒でラフを描いた後にレイヤーカラーで色を変えているので実際に色を置いているわけではないです。気をつけましょう。僕は完成した後に知った。
あとなんか画質が悪いと思う人がいるかもしれませんがこの絵解像度設定70なんですよね。イラストを描く際は350~700ぐらいまであげましょう!これも完成してから気付いた。
線画
あんまり書くことがない。僕がした失敗と言えばラスタレイヤーで書いたことくらいか。クソデカガバだけど書けないこともない。ただ圧倒的にベクターレイヤーが楽なのでこれから描き始める人は線画はベクターって覚えておくと楽です。細かいツールの設定とかはここでは紹介しないし僕自体わからん。
色々へたくそな部分はあるけどまぁ一応キャラとしてなりたってるかなって感じ。
影入れ
塗りの前に影入れ?と思う方もいるかもしれませんが、僕はグリザイユという描き方で描いてます。僕も始める前はま~~~~~~~ったくしらなかったし興味もありませんでしたが描いてみて初心者にお勧めだと思ったので軽く紹介していきます。
グリザイユ知らない人のために説明すると上みたいな灰色の濃淡のみで書かれた上から色を載せて影をつくるというのがグリザイユの簡単な説明。
詳しいことはそれこそ解説動画とか腐るほどあるので見てくれ。僕は1つしか見たことないけど。
ちなみにグリザイユは難しいという人もいるかもしれませんがその人は単純に絵が上手い人です。ねたみましょう。
まず、ラフすら3Dモデルソフトがないとロクに描けない人はわかると思いますが、絵って無から有を生み出すんですよね。言い表すならクリエイティブなことです。クリエイティブなことが苦手な人はどのようにすればつくれるのか。
簡単です。すでに作られてあるパーツなどを変形加工し組み合わせる。正直極論これです。
またデジタルはアナログと比べて特に色塗りのセンスが問われる場所なんですよね。影に紫とかあたりまえらしいですよ。信じられん。
そういうセンスがない人間のための絵がグリザイユだと僕は思ってます。
話がそれましたがグリザイユの利点をあげるなら
- バカの一つ覚えでいい
- 影の色の選択の必要がない
- 立体構造を色を塗る前から把握できる
- 修正が楽
- 色のない絵にポンと色と影が一気に乗るのがやってて楽しい!
ほかにもあるけど大きくこんな感じ。バカの一つ覚えでいいってのは透明ピクセルをロックとかクリッピングとかほかは色域選択とレイヤー選択がほとんど一緒みたいな感じでどっちか覚えておけばだいたい何とかなるって感じ。やることは多いけど知識は必要ないから本当に初心者でもできると思う。
影みたいな難しいのも濃いめの灰色で塗ればいいのですごい楽。濃さはある程度決まっているので塗る場所さえ気を付ければそれっぽくなるのがやってて楽しいと思おう。
他は割と主観だけど影塗りした後の絵(グレースケール)に色を落とすだけのくすんだ絵でも味があるので僕は結構好きだったりします。
先ほどの線画を35~50%ぐらいの濃度の灰色で塗っていく。濃度50%を超える(明度が50を下回る)と乗算のように暗くなるかららしい。
左が線画ありの状態 右が線画無しの状態
なんか足のところ線が残ってるけどたぶん描くところ間違えたわw
正直それぐらいガバくてもなんとかなるのであんまり気にしなくていいと思う。
この上に影っぽいところを60%ぐらいとさらに奥行きのある影を70%ぐらいでつけていく。
ここらへんは僕が見た動画の通りにやっているだけなのでやっぱり動画で解説してくれる人は神。
左が60%の灰色を乗せたGS線画あり 右が60%の灰色を載せたGS線画なし
左が70%の灰色を載せたGS線画あり 右が70%の灰色を載せたGS線画なし
主線消し
ある程度影を入れたら線画の黒が目立つので僕は消していました。
たぶんそこまで消す必要もないしちょっと薄めるぐらいでいいと思います。
あとは投げ縄塗りで塗っていたところ以外の影を筆で加筆したりします。具体的には髪とかの細い影とかですね。
全部の主線を消してたらきりがないので髪の毛の気になる主線や服の気になる主線だけを消すといいかも。キャラクターの端っこの部分は残しておいた方が見栄えがいいです。僕は全部がっつり消しましたし気付いたのは完成してからです。いつもの。
左が主線消しした後の絵 右が主線消しのみ
キャラクターのシルエットがしっかり出る用だと明らかに消しすぎです。前の画像と見比べるとやはり少しのっぺりしてるのがわかると思います。服や髪などの明確な境界があいまいなところは消すといいかもしれませんが他のパーツは消さない方が無難かもしれません。
塗り
ここまできてようやく塗りです。
塗りはいたってシンプルで各パーツごとに色を落とすだけで8割がた完成です。
そのあとはパーツごとに赤や青の色味を足します。これだけだと少しくすんで濁った印象があるのでそれを解消するためですね。
コントラストが効いてメリハリがつきます。
肌や淡い色の髪など黒色の影響が受けやすい白目の色では影がくすまないように上から赤味を付けてあげると影が全体的に統一感が出てきます。
あとはほっぺたや目や髪などのハイライトを付けてあげると完成です。正直ハイライトは個人の好みなところもあるのでお好みでつけてあげましょう。
そんなこんなで完成です。
終わりに
特に今回僕が初心者に対して伝えたいこととしては
- あらかじめ自分が好きな絵柄を見つける
- 使えるツールはどんどん使う(失敗してもOK)
- 雑に進めずに時間をかけて丁寧にやる
この3つを少し意識しただけでも技術以外の面で格段にうまくなると思います。本文でもふれた解像度などのように設定で変わるところもあるのでそのような技術面や設定面は興味があれば動画などで見てみるといいです。すくなくともこのブログより100倍有益です。
今回は比較的画像多めでやってきた感じがありましたが、なんとなくでも自分の書き方が伝わったなら幸いです。
まだまだ初心者なので一緒に絵を描いて勉強していける仲間がいると心強いのでこれを機にぜひ初めて見てください。
今回はこの辺で。
それでは、また。